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転職の観点から見た日本語教師①

 こんにちは。レンです。
日本語教師でお給料を上げる方法」(10月10日掲載)のブログで、確かに日本語教師の仕事は楽しいけれど、この仕事で身を立てていこうと思ったら、お給料については、(後回しにするのではなくて)真剣に考えた方がいいですよ。そして、その最初のターゲットになるのは教務主任というポストで、条件は思ったよりも高くはないですよ。でも、戦略を立てて仕事をしていかないと、なかなか難しいですよ、というお話をしました。
 今日は、教務主任というポストにつくまでに、何を学べばいいのか、そして、他の業界から転職したいんだけど、そのようなことは可能なのか、ということについて、書いてみたいと思います。いつものことになりますが、あくまでも個人的な意見ですので、参考程度にお読みいただき、転職は慎重にご検討ください。くどい話で恐縮ですが、転職は自己判断・自己責任でお願いいたします。
  では、よろしくお願いします。

 さて、教務主任という仕事ですが、専任とどこが違うのかというと、クラス単位で学生をまとめたり、授業内容を考えたり、進路指導ができたりするのが専任で、これを学校単位でまとめることができるのが教務主任になります。
 こう書くと、「あ、なるほどそうだね、経験を積めばやれないことはないかもね」と考える方もいらっしゃるとは思いますが、言葉で説明するよりも教務主任の仕事は結構泥臭い仕事です。
 クラス担任をされたことがある方ならば分かると思いますが、学生の進路を全て決定し、無事卒業までこぎ着けるのは本当に大変なことです。だからこそ、卒業式の日には感動の涙を学生も先生も浮かべるわけですが(これは想像しているよりも感動的です)、ここに至るまでには、様々なトラブルが待ち構えています。
 どのようなトラブルがあるのかについては、別の機会にお話ししたいと思いますが、ともかく、1クラスだけでも大変なのに、これを学校全体で取り仕切らなければならないことを考えると、今更ながらゾッとするところが多いです。また、勤務する日本語学校の規模によっても業務量が違ってきますので、その辺りも考慮に入れる必要があります。
 「教務主任の仕事とは?」と聞かれたら、「日々起こる様々なトラブルに対し、素早く正確に対処する仕事」という言い方に置き換えても全然違和感がないと思いますし、逆にこれができないと、教務主任の仕事は務まらないという言い方もできるかもしれません。
 では、このような仕事をする場合、どのような人が向いているのかということですが、(これはその人の性格にも依存しますのでなんとも言えない部分もあるのですが)社会経験が少ない人よりも多い人の方が有利であることは間違いないと思います。仕事は違っても、社会経験が長い方は、これまでたくさんのトラブルをくぐり抜けてきた方だと思いますし、その多さが学生指導には役に立つと思うからです。
 このような経験は、授業の仕方などとは違って、誰も教えてはくれない部分ですし、トラブルの内容は毎回違うので、マニュアル化することもできません。そうなると、この能力を身に付けるには長い時間が必要なわけで、残念ながら新卒の方がいきなり身に付けるには、少しハードルが高いように思います。
 ということで、日本語教師という仕事は新しく始める方よりも経験を多く積んだ転職組の方が有利であると考えるのは、この部分にあると思っています。実は、日本語を教える場合も、社会人経験が長い方は引き出しが多い分、色々なネタを持っていますので、教案を書く場合には有利であるという側面もあります。

 今回は、教務主任の仕事の一端について書かせていただきましたが、具体的な仕事内容についてはまた次回書きたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。では、また次回もよろしくお願いします。











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